離乳食デビューから卒業までに対応した、最新の離乳食オールガイド。
基礎的な知識やレシピ、調理方法をオールカラーで紹介。
月齢別・素材別に調理法やポイントを掲載しました。
ベビーカレンダーのHPと連動で、
調理の基本テクニックやレシピの工程、赤ちゃんへの食べさせ方が
動画でも見られるのでとってもわかりやすい!
★12年ぶりに改定された厚労省ガイドラインに完全対応!
★産婦人科・小児科の管理栄養士さん30人が考えた安心&栄養満点の263のレシピを紹介!
★赤ちゃんのお口の発達にくわしい専門医が成長に合わせた食べさせ方をアドバイス!
★スマホをかざしてQRコードを読み込めば、すぐに動画で確認できます!
★先輩ママ717人に聞いた離乳食期のあるあるや、あると便利なグッズなどが満載!
離乳食で大切なのは、赤ちゃんに「食事の楽しさを伝える」こと。
赤ちゃんが思うように食べてくれないときも、焦らずゆったりした気持ちで取り組めるよう
ぜひ「あんしん、やさしい離乳食」をはじめてみてください。
●Part1 初めてのママ&パパも安心! 離乳食のきほん
●Part2 時期別に詳しくご紹介 月齢ごとの離乳食メニュー
●Part3 毎回作るのは大変! だから… 時短! フリージングメニュー
●Part4 記念日を彩る ハレの日&ちょいデコレシピ
離乳食の進め方、スケジュール
離乳食の進め方
「離乳」とは母乳やミルクを飲んで育ってきた赤ちゃんが、少しずつ固さや形のある食事に慣れて、子どもの食事が食べられるようになるプロセスのことです。
離乳食を与えるときは赤ちゃんの発達に合わせて、素材や献立、調理を変化させます。赤ちゃんにはそれぞれ個性があって、離乳食もマニュアル通りに食べてくれるとは限りません。赤ちゃんの成長、発達の様子をよく見てその子どもに合わせた進め方で進めましょう。
楽しい雰囲気で、食べる楽しさを体験させてあげましょう。
離乳食開始の目安
生後5~6ヶ月になった
首がすわり、支えがあればおすわりができる
人が食べているのを見て、食べたそうにしている
赤ちゃんの口に指をツンツンしても押し出さない
離乳食の注意点
フリージングした離乳食は1週間で使い切り、自然解凍しない。残った離乳食は再冷凍しない。
食器・調理器具の消毒は不要だが、きれいなスポンジで洗う。
初めてあげる食材は午前中に小児科がやっている日にあげる。
食べなくても気にしない。無理に食べさせない。
離乳食-卵の進め方
卵(鶏卵)については”加熱卵黄から” が安全です。卵の初回摂取として卵ボーロや加熱度の低い調理卵(卵スープや茶わん蒸しなど)を摂取した後にアレルギー症状を起こし、外来受診されるお子さんが例年多くいらっしゃいます。卵白よりは卵黄、非加熱よりは加熱卵が比較的安全です。
そのため「加熱卵黄 → 加熱卵白 → 加熱度の低い卵」の順に少しずつ進める事をお勧めします。
提案している具体的な方法としては “沸騰してから20分程度ゆでた卵から卵黄を取り出し、少量から開始する方法” です。ゆで卵は調理後に長時間放置すると卵白の成分が卵黄に移行するため、調理後は速やかに卵黄を取り外すようにしてください。初回摂取後は1-2日ずつ様子をみながら少しずつ増量して加熱卵黄1/2個(~1個)程度まで進めてみましょう。そのままで食べづらい場合はおかゆ等にまぜてペースト状にすると良いかもしれません。
加熱卵黄が安定して摂取できるようになったら加熱卵白をごく少量から開始します。ただし湿疹など皮膚症状が強いお子さんでは思わぬアレルギー症状が誘発される可能性がありますので、離乳食の進め方(量やタイミング)については主治医の先生と事前に相談しながら行うことが大切です。