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尿はきれいにでていますか

腎臓、膀胱、前立腺の病気が心配な人へ!
オシッコはあなたの健康状態を知るバロメーターです。突然の血尿は腎臓病や膀胱ガンの前触れかもしれません。独特の甘い臭いがする場合は糖尿病の疑いがあります。また、尿がでにくくなったり、回数が増えると前立腺肥大症のおそれがあります。毎日の尿の色、臭い、回数に注意し、病気を未然に防いだり、早期治療に役立ててほしいと思います。


尿の色にはどんな種類がある?(種類と体の状態)

尿の色の種類にはオレンジ色があります。
このときの体の状態は、体が酷い脱水症状になっているときだと言われています。またビタミンB2をたくさん摂取している状態のときにも、オレンジ色の尿になります。そして肝臓や胆道に疾患がある状態のときにオレンジ色の尿が出る場合があります。
また尿の種類の中には茶色の尿があります。
茶色の尿が出るときにはスポーツや発熱で汗をかいたときに脱水症状を起こしている場合があります。そして腎臓や尿路の病気で出現する血尿も、程度が軽いと茶色に見えることがあります。
白い色の尿の場合は、尿の中に細菌や赤血球、白血球などさまざまなものが混ざってしまっています。また腎臓や尿路が炎症を起こしてしまっている状態だと言われています。さらに白い色が濁っていた場合は、膿が出ている可能性があり淋病や尿道炎の状態になってる可能性があります。
尿は赤色の場合もあり、この場合は尿に血が混じって血尿になっています。尿道から細菌が入り尿をしたときに痛みを感じる尿路感染症になっている状態や、尿路に結石が出来ている尿路結石の状態になっているとも言われたり、膀胱炎になっている可能性もあります。また赤色の尿が続いたときには肝臓がんや膀胱がんの危険性もあると言われています。
緑色の尿場合は、緑濃菌による膀胱炎にかかると緑色に見えることがあり、閉塞性黄疸になりビリルビンという色素が尿中に排出され、ビリルビンがビリベルジンに変化すると緑色になることもあります。

尿が濃い黄色の場合はどんな状態が考えられる?

尿が濃い黄色の場合は、水分不足の状態が考えられます。
朝起きたあとは特に濃い色のことが多く、寝ている間に体の水分が不足するのが理由です。寝ている間というのは、水は飲みませんし汗をけっこうかくからだとも言われています。
また、日中に運動をしたあとでも濃い黄色の尿が出る場合があります。これもやはり水分不足のためで、体内の水分が失われるのが理由だと言われています。
水分不足ではなく、違った原因で尿が濃い黄色の場合は、栄養ドリンクやサプリメントを飲んだケースが考えられます。特にタウンリンを含んだ栄養ドリンクや、ビタミンB2を含んだサプリメントを飲むと、尿が濃い黄色になります。
また疲れが原因で、尿が濃い黄色になる場合も考えられています。肉体疲労で汗をたくさんかいた場合には水分不足で尿は濃くなりますが、違うケースも考えられています。それは慢性的な疲れにより臓器の働きが悪くなって、尿が濃い黄色になる可能性が考えられるのです。仮に腎臓の働きが悪くなると通常であれば、尿には出てこない血尿中の成分や蛋白が、尿と一緒に排出され尿が濃い黄色になることもあります。
さらに肝臓の機能が悪くなり黄疸になったりしても、尿が濃い黄色になることもあります。
そして精神的なストレスにより、尿が濃い黄色になる可能性があると考えられています。それはストレス状態に置かれると、体内の水分量が不足するのが理由だと言われています。

尿の匂いにはどんな種類がある?

尿の匂いの種類にはきついアンモニア臭があります。
アンモニア臭がするときには、膀胱に細菌が発生している可能性や尿道に炎症が起きている可能性があります。
また尿を我慢し過ぎたりすると匂うこともあると言われています。
また甘酸っぱい匂いもあるのが特徴です。
甘酸っぱい匂いの場合は、糖尿病の可能性があります。
糖尿病が進行すると糖がうまく代謝できなくなり、その代わりに脂肪がエネルギー源として使われるようになります。この過程でケトン体という物質が発生し、ケトン体の中のアセトンという物質が甘酸っぱい匂いの原因となります。また、過度な糖質制限や炭水化物の不足でも甘酸っぱい尿の匂いになることもあります。
さらに赤ちゃんの尿からも甘酸っぱい匂いがする場合があり、メープルシロップのような匂いがすることからメープルシロップ尿症と呼ばれています。治療をしないと発達障害などになる可能性もあると言われているのです。
また尿の匂いの種類には腐敗臭があります。尿などから魚な腐ったような腐敗臭がすることがあり、これは魚臭症候群と呼ばれています。
またカビの臭い匂いの場合もあり、これはフェニルケトン尿症と呼ばれています。魚臭症候群もフェニルケトン尿症も、特定の酵素が欠損しているために起こると言われ乳児や幼児に見られます。

ストレスで尿の臭いは変わる?

ストレスにより尿の臭いが変わります。それは直接的な関係はないものの、ストレスが血尿の原因となり尿の臭いが変わる場合があると言われています。
またストレスにより、アンモニアを分解する力が低下すると尿の臭いが変わることもあります。
それは腸内環境が悪化するのが理由の一つです。腸内にはたくさんの腸内細菌が存在し、それらがエネルギーの生成や体の防御システムの一部として働くのですが、ストレスによる暴飲暴食や動物性脂肪の摂取過多などにより、腸内細菌のバランスが崩れることがあります。すると腸内細菌働きが落ち、結果としてアンモニアの分解が低下して臭う場合があります。
また、肉体的な疲労のストレスも臭いがする原因です。
アンモニアは摂取したたんぱく質が分解されたときに作り出されるのが特徴で、疲労が重なると体は疲労回復のためエネルギー源となるたんぱく質を用います。そのためストレスや疲労が溜まることで、たんぱく質を分解したことに伴う副産物としてアンモニアの発生も増え、尿が臭うことがあるのです。
さらに肝機能の低下も、ストレスで尿の臭いが変わる原因です。肝臓はアンモニアを尿素に分解する点で大きな働きを担っていますが、機能が落ちるとアンモニアの処理能力が落ちてしまいます。お酒でストレスを解消する方も多いですが、そのような生活が続くと肝臓の機能が低下して処理しきれないアンモニアが増え臭いの原因となります。

尿の匂いがきつい時にはどんなことが考えられる?

尿の臭いは、健康な人でも臭いがきつい場合があります。
それは食べ物や飲み物に、臭いの原因物質が含まれているのが原因です。食べ物では、にんにくやニラ、玉ねぎなどを食べ過ぎたときには、尿はきつい臭いにな?と言われています。飲み物ではアルコールやコーヒーなどを飲んだときに尿がきつい臭いがする場合があります。
また、食べ物が正常に分解出来てない場合もきつい臭いがします。このときには体内にトリメチルアミンという臭い成分が分解されず残ってしまうため、尿の臭いがきつくなると言われています。
そして薬剤やサプリメントに臭いの原因がある場合も臭いがきつくなります。それは薬剤やサプリメントなどに含まれる成分で、臭いがきつくなることがあります。
そして尿が作られ、外に出るまでの臓器のどこかで細菌な繁殖している場合がありきつい臭いがするときがあります。さらに尿に脂肪の分解物質が含まれている場合には、臭いがしてしまうこともあります。